恋物語



――――あたしには
半年前に付き合っていた
男がいた。



たった3ヶ月しか
付き合っていなかったけど
凄く好きで好きで好きで
その人しかみえてなかった


でも、ある日…突然
別れがきた。
最後に彼から言われた一言が

『もう疲れたよ』


――意味がわからなかった。
疲れた…?何が?
3ヶ月の恋は、そこで
幕を閉じた。


それから彼を思いだすたび
泣いて泣いて…
涙が枯れる程に泣いた。



それから半年…。
あたしは、まだ
恋をせずにいる。

元カレに未練がある
訳ではない。


ただ、あたしに
恋をする資格など
あるのかと思ったからだ