.。.:*・☆・゜・。.:*・ 記憶 .。.:*・☆・゜・。.:*・ アラン・・・ どこかで見守ってくれているかしら。 「シェリー・・・御覧なさい。」 「ぁう?」 腕の中のシェリーが桜を見上げる。 「キャッキャッハハ」 「気に入ったのね。でも、これはあなたのお父さんが眠る桜なのよ。ほら、蕾が開きかけているでしょう。」 この花が開いたとき・・・ 私はアランのことが思い出せなくなってしまう。