「いやよっ、アランとの思い出がなくなるなんて!絶対に耐えられない。」 私の涙をぬぐう指。 「大丈夫です。俺はいなくなったりしません。死ぬときはどうかご一緒に。」 「アラン・・・」 「俺はあなたのフィアンセです。・・・いや、8年たって俺も18になった。どうか、結婚してください。一生あなたを守り続けます。」 「はい!」 その時、咲いているはずもない桜の花びらが上から一枚ひらりと落ちてきた。