昼休みになってきた屋上で涼介を待っていると―――
「なになにどーしたの!?
ちよから呼び出しとか初めてじゃん!!!
俺ちょー緊張してるんだけどっ!!!」
ハイテンションで現れた涼介に
「実はね、今日から放課後由紀と勉強することになって…」
ごめんねって謝ると―――――
「え~~~~~~~~~~~~」
ずーーーーーーん orz
真面目に落ち込んでる…………
「俺悲しい………
初めての呼び出しが一緒に帰れない報告なんて」
はぁーーーー
ずーーん
ずーーーーーん
ずーーーーーーーーーん

あわわわわわわ
どーしよどーしよ
かなり落ち込んでるよ!!?
「私頑張るから!!!
少しの間だし!!!」
「ん~~~~
わかった!!!じゃあさ1つだけお願いしていい?」
お願い?
なんだろ?
でもこれから帰れなくなるんだし 涼介のお願い1つくらい聞いてあげなきゃ悪いよね?
「いいよ。なに?」
にこって笑った涼介が
「あのさー
キスしてもいい?」
!!!!!!!!!!!???????????
「は!?キス!!!???」
なにいってんの??
「会えない分のエネルギーにするから♪」
いーでしょ?
って言って近づいてくる涼介。
やっ…えっと………あのっ
…………っ!!!///
どーすればいいの???←パニック
キーンコーンカーンコーン
きたーーーーーーーー!!!
「あ!!!昼休み終わっちゃう!!!
私もう行くね!!!
ほんとにごめんね!!!それじゃ!!!」
ダッシュ!!!!!!!!!!!
逃げました。