バレンタイン当日―――
「すっせっき―――」
「はいっあとちょっと!!!」
「―――っすっき
……………すきすきすきすき」
「ちぃちゃん……
言えたよーーーー!!!!!!!!!!!」
すきすきすきすき←波乗り
言えたよ!私言えたよ!
「ゆ~~~き~~~
あ゛りがどお゛~~~」
やっと言えたんだ。
嬉しくて涙が出てきた。
「いえいえー☆
後は涼介君に言うだけだね♪」
そーでした。涼介に言わないと意味がないんだった。←忘れてた(汗)
でも言えた
言えたんだ(涙)
「泣かないの!!!泣くのにはまだ早いでしょ!」
お礼は肉まんでいいからね♪
って由紀は言って帰っていった。
ここからは私次第だっ
早速涼介に電話して――――
「あっ勉強おつかれー♪」
ん?この声は………
涼介!!!???
ふっ不意打ちっ!?
「まっまだ帰ってなかったんだ?(汗)」
にこーって笑った涼介は
「だって今日バレンタインだし♪」
――――――
待っててくれたんだ。
嬉しいかも……←すごく嬉しい
でも先に言われると何かっ…!!!
「そっそーだったねー」
「ひでー 忘れてたのかよ!」
ぶーぶー言ってる涼介は無視←ひどい
今は余計なことは考えない!!!
だってこれから「好き」って言わなきゃ――
「あれーー!!!ちぃちゃんと涼介君じゃん!」
恋バナ大好きな朋ちゃん達に会っちゃったよ(汗)
「二人とも今帰りー?(笑)」
うわっ
「一緒に帰るの久々に見たよ!!!」
うわうわっ
「あっ!バレンタインだからか!!!」
うわうわうわ
ちぃちゃんちぃちゃん
って呼ぶから行ってみると
「好きって言わなきゃだめだよ!?」
こそっと言われました!!!!
超おせっかい!!!
「はっ///!!?」
「言わなきゃだめだよー
涼介君の為にも!!!」
なんで大きな声で言うのーーー!!!
「なに?俺の事!?」
「やっ!!!違うよ違うよ!!!(汗)」
そーなのかなー?☆
なんて朋ちゃん達が言うから涼介が聞こうとする。
やだ………
本当にやだ
やめて!!!
「涼介には関係ないじゃん!!!
あっち行ってよ!