冷酷社長の極上の愛②

「それは亜紀の勘違いだよ」


「・・・え?」


…祐司の言ってる意味が分からない。

私の初めてを捧げたのは、宗吾。

…私はそれまで、何の経験もなかった。


「自分の心に、ふたをしてるから」

「・・・」



「君は白鳥宗吾が初めてじゃない。

…君は、見知らぬ男に、…犯された」


…犯された。

・・・その言葉を聞いた瞬間、

私の中で何かが崩壊した。


…昔の記憶が、溢れ出す。

忘れ去ってしまった昔の記憶が、

洪水のように、押し寄せる。


苦しくて、吐き気がして・・・


「イヤ…もう…言わないで」

私は頭を抱え込む。

・・・そうだ、私はまだ小さい頃、

見知らぬ男に、トイレに連れ込まれ・・・

どっと、涙が溢れ出す。

私はケガレタ体・・・

宗吾にふさわしくない・・・