冷酷社長の極上の愛②

【亜紀side】

ゆっくりと目を開けると、

私は布団の中にいた。

・・・

起き上がった私の目の前には、

男性が一人こちらを見つめている。

・・・

なぜ私はこんなところにいるのか?

麗子と二人でレストランで食事をしていて、

化粧室に立ち上がったまでは覚えているのに、

それ以後の記憶が全くない。

・・・

「…あの、何で私、こんなところに?」

恐る恐る問いかける。

・・・

すると男性は、ニコッと笑い、

「私がここまで運んできたんですよ」

そう言った。

・・・

介抱してくれたのか?

「…あの、麗子さんは?」

・・・あ、麗子さんと言っても、

この人にはわからないか・・・


「もう少ししたら来ますよ」

どうやら、この男性は、

麗子の知り合いのようだ。