冷酷社長の極上の愛②

【宗吾side】

間もなくして仕事が終わった。

光司の運転で帰宅したオレは、

静かに玄関を開けた。

・・・

真っ暗で、静かな部屋。

最近は、

一緒に帰るか、

亜紀が先に帰っていて、出迎えてくれるか、

どちらかだったのに、

こうやって誰もいない部屋に帰ってくることが、

こんなに寂しい事なんだと、

思い知らされた。

・・・

溜息をつき、家の中へ。

・・・

簡単な食事をし、風呂に入る。

本を持ち、ベッドに入り、それを読む。

・・・

隣にいるはずの亜紀がいないと言うだけで、

こんなにもむなしい時間になるんだと思うと、

何とも言えない気持ちになった。

・・・

時計に目をやると、

そろそろ11時になろうとしていた。

それにしても、遅いな。