冷酷社長の極上の愛②

「兄さんがそうやって、女性に

贈り物をすること自体、今まで一度もなかった。

前原さんはそれだけ大事な存在だと言う事です。

もっと、自分に自信を持ってください?

私や光輝でさえ、貴女に惚れてしまったぐらい、

魅力があるんですから」



「…光司さん、ありがとうございます」


いつも、色んなアドバイスをくれる光司。

それは本当にありがたい事で、

心がスーッと軽くなっていく。

安心すると、目には涙が溜まっていた。

光司の顔が歪んでる・・・


「男に泣き顔を見せてはいけませんよ」


「・・・え?」


「抱きしめたくなっちゃいますから」


光司はそう言って、

きまり悪そうに笑った。


・・・

「仕事は終わったか?」

後方からそんな声が聞こえてきた。

その声は、私の愛する人の声。