冷酷社長の極上の愛②

「宗吾さん、いつ勉強、してたんですか?」

「先生に頼み込んで、仕事が終わってから、

時々教えてもらいに来てた」


…少しバツ悪そうに、苦笑いした宗吾が、

私の頭を撫でた。


「…本当に、宗吾さんは、理想の旦那様ですね」

そう言って微笑む。


「・・・そんな事ない。亜紀の為に、何をしてやれるか、

未だにわかってない・・・

どんなにやっても足りないくらいだ」

真剣な表情で呟いた宗吾の手を取り、私は優しく握った。


「いつも十分すぎるくらいです・・・

宗吾さんも頑張ってくれてるから・・・

この子ももう少しで、出てきてくれます」


「・・・そうだな」


…それからどんどん陣痛の感覚は縮まり、

いよいよ出産となった。


…どんなにいきんでもなかなか出てきてくれない我が子。

・・・最後は私の体力も限界が来ていた、。

陣痛がそろそろ20時間にも及んでいたから・・・