○ハムスターランド前、早朝
   奥のハムスターランド入り口付近に人影。
若林「あ、人がいる、こんなに早く。・・・そうか、
   動物だからな。大変だな、生き物の世話は」

   少女が一生懸命にハムスターの世話をしている。
   距離があって若林には気が付かない。
   若林遠ざかり出口へと向かう。

○美しい白樺湖の全景、早朝

○白樺湖の全景
   観光客でごった返している。

○山道
   4駆で走る若林。

○同、標識
   『女神湖直進2km』と書いてある。

○女神湖、立科牧場
   観光客で一杯である。

○同、ペンション通り
   多くの人。ゆっくりと走る4駆。

○4駆、内
   慎重に運転する若林の顔。
若林「女神湖ねえ。これじゃロマンチックどころじゃないな」

○女神湖畔
   車止めに4駆を止めて、アイスクリームを食べながら
   湖を眺めている若林。

若林「昼はだめだな。今晩もう一度来てみよう」
   若林、車に乗りエンジンをかけて勢いよくバックする。

○白樺湖の全景、夕方
   若林の部屋の灯が見える。
   若林が出てきて4駆に飛び乗る。

○山道、夜
   走る4駆。

○同、車の内
   運転する若林の顔。
若林「昼と夜とじゃ大違いだ」

○女神湖畔、夜
   車止めに4駆が走り来たり止まる。
   他に誰もいない。

○同、車の内
   夜空を見上げる若林。
若林「すごい!なんて星だ」

○夜空
   満天に輝く星群。
   流れ星が時々流れる。
若林の声「すばらしい。天に手が届きそうだ」