秘密から始まる恋


「何してんのって…あんたの帰りを待ってたの!!遅すぎじゃ!!」

少し怒ったような口調でそぅ言う晴香

「ごめんって、部活体験どうだった?」

晴香をなだめながら清香に問う

「まぁまぁかな、水雨はどうだったん?」

「うーん…あ、一人だけ男子がおった」

「えっ!?何年生!?」

その話に晴香が食いついてきた

「同じ一年、名前は…えーっと…と…と…とー…」



いかん…ド忘れした



「忘れたん?…ついに老化が始ま」

ゴンッと晴香の頭にげんこつを落とす

「ふざけんな。まだぴっちぴちの中一じゃ…えっと…あっ!!藤堂だ!!!」


よかった…おもいだせた