俺は…………



中学の頃は…この寂しさをうめるために



この寂しさから逃れるために…。



女を抱いていた。

なんの愛もないのに…



お互いいい事なんてないのに……



ただ……毎晩……いろんな女を抱いていた。




でも…ちっとも寂しさはうまらなくて…




後で罪悪感しか残らなかった。



でも俺は…この関係をいまだにやめれていない。




「なあ!あっちにめっちゃかわいいこおるで!」




ん?別に…興味なんてないけどな…


本気の恋なんて…俺にはとうてい無理だ。




ここまでしてきたのに…


幸せになれるはずがない。

「ほら!はよみてみ!」



まあ!希成が言うなら………



抱き心地が良さそうな女か?



ん?

あの女どっかで見たことある。






あの表情


あの雰囲気


あの整った顔つき






あ……………あの………