入学式が終わり
今日から授業スタート。

めんどぃなぁ。

はやく帰たぃょー。

うとうとしながら
そんなことばかり考えてた…。


「おーぃ、天野、天野!」


「ぁ、はぃっ!」


「この文を訳してみろ。」


「えぇ…ぁ…わかりません…。」


「しっかり聞いとかないと
勉強についていけなくなるぞ。」


「すみません…」



キーンコーンカーンコーン…


「ようやく1時間目おわったぁ♪
亜里沙〜、次なんの授業だっけ?」


「ぁ、先生に怒られてたみいだぁー笑
ん?次の授業ゎ
たしか音楽だょー。
5組ゎ4組と6組と合同だねっ!」


「そーなんだっ。
んならはやくいこーっ☆」




「ついたぁー。
4階とかつらすぎるでしょ。
腰痛いゎー。」


「お前ゎおばあちゃんかっ!!!
亜里沙おばあちゃんっ♡」

「みいだまれ。」

「はーぃっ☆」


ガラガラガラ…


黒板に座席表が貼ってある。

窓側の1番うしろだっ!

ラッキー☆


………って
なんか変な視線を感じるのだが。

「ぇっ…まぢで…」

その視線の先にゎ
入学説明会で見た
あのチャラ男が。

しかもうちの前の席…

まぢで最悪だゎ…。

まぁスルーすればいっか。

そんなこと考えながら
なんとか席にすわった。


「ね〜ね〜、きみなに中っ?
S中学校でしょ?
そんな顔してるょね〜。」


うわっ、話しかけてきたし。

S中学ってまずどこだょ。

どんな顔してんだょー。

「ぇ、ちがうけど。
K中出身だょ。」

「ぁ、そーなんだっ♪
俺ゎ森田 光輝【もりた こうき】
6組だょー。
きみゎなんてゆうのー?」


ガサッ

なんか教科書とられたし…。

「みいちゃんっていうんだぁ〜。
おけおけー☆
みいちゃん
メアド教えてょ〜♪」

「別にいいけど…」

なぜかメアド教えちゃった。

まぁメアドくらぃ
大丈夫だょね…。

それから
授業中もやたら
話しかけてくるし
やぱチャラ男ゎきらぃだ。

音楽最悪だなぁー。

はやく席替えしたぃ。