「もぅ歩くのつかれたょぉ〜。」


「みい、あと少しだからぁ。
がんばろっ!!!」


親友の萌乃に
励まされながら
わたし
天野 みい 【あまの みい】ゎ
入学説明会がある
T高校に向かっている。

気がつくと
あっという間に
高校の門に着いていた。

門にゎ
『入学説明会』の看板。

春から
わたしゎ
この高校に入学するんだ。

友達できるかなぁ。

ヤンキーいなぃといいなぁ。

なんか不安で
お腹が痛くなりそうだ。


「みい〜、はやくしないと
説明会始まっちゃうょ〜!
先に体育館行ってるょ?」


「ええぇ、萌乃まって〜」






体育館の中ゎ
すごぃ人混みだった。

これから
ここにいる人と
3年間過ごすんだよね。

そぅ思うとすこしワクワクした。

まぁとにかく
席に座っちゃお〜。

えーーっと
席番号ゎ
たしか1023だったなぁ。


………あったぁ!!!


けっこぅ
後ろの方だった。

萌乃と席遠ぃなぁ…。

まぁあとでまた行こっ!!!

てかヤンキーいるのかなぁ。

いたらどーしよぅ…

そんなことを考えながら
辺りをキョロキョロしてたら


「なにあれ…。」


思わず
口に出してしまった。

そりゃぁそうだ。

真面目そうな人の中に
ピンとめて
いかにも
チャラ男って感じの人がいたらさ…。

まさか
この高校にも
あんな人がいるなんて。

最悪だぁーーーーー。



だけどこれが
人生を
大きく変える出会いになるとゎ…