私と末永くんは

しばらく歩いた。

末永くんが口を開いた。

「沙耶…」

「何…?」

「さっきの続き…」

「うん…」

「俺がどうした…?」

「えっと…うち…」

「うん。ゆっくりでいいよ。」

「りょ…涼太くんが好き…です…」
そう言った瞬間

涼太くんの顔は

赤くなった。