私達は、これから1年間お世話になる教室、[2-A]に向かった。 「千夏!!あんた本当にモテるね♪」 「は??なぜ??」 「だって周り見てみな??みんな千夏のこと見てるよ??」 「え??」 周りを見てみると、確かに私は色んな男子の注目の的になっていた。 さっきも言った通り、全く興味無いけどね。 「…てかさぁ、なんでこんなヤンキー男子ばっかりなワケ??」 「そりゃあ、不良高校と統合しちゃったからね。」 「は??」