「…はい、どーぞ」
そういって買ってきたミルクティーを渡したら、
「おっせーな、ジュース一本買うだけでどんだけかかってんだよ」
…ブチッ
コイツ本当になんなの?!
ワガママにもほどがあるでしょーが!
買って来てもらってそれはなくない?!
「ちょっとあんた本当いい加減にし…「ま、ありがと」
「…へ??」
「ありがとうっていったんだよ!お前は耳の遠いおばさんかよ」
「…」
なんなのよ、本当に!!
最後の一言は別として、こんな最悪男もちゃんとお礼言えるんだ。
「ちゃんとお礼言えるんだね」
「はぁ?謝ることといいお礼といい、俺はそんなことができねー非常識な人間じゃねーよ。」
「へー意外ー」
「俺がそんな非常識な人間に見えるか?」
「はい、とっても」
最悪男の言葉に即答した。

