「無理、お前に拒否権なんてないから。」

は?なにいってんのこいつ。意味不明。

「絶対いや!」

私はそういって最悪男を抜いて歩き出した。

「何?怒ってんの?」

…ん?なんか隣からすっごくうざい声が…


「…って、えぇ?!なんで?!なんで隣にいるの?!」

気づいたら最悪男が隣を歩いていた。

「なんでって…隣で歩きたかったから?」

しれっとした顔で答える最悪男。

てかなんで最後?なわけ??

「嫌だって言ったじゃん!」

私はそういって最悪男から2mくらいはなれた。