「よーい?スタート!」
勇斗の合図とともに俺は勢いよくボールを蹴った
そして見事に
「ゴール!!」
入った。
まぁ当たり前だけどな
「は、はやい…」
ゴールの前に立っている千夏はめちゃめちゃバカっ面で立ち尽くしている
ほらな、止めれるわけねーだろ?
「ははっ。どうだ?やめるか?」
俺がそう言うと、
「や、やるわよ!」
今さら引き下がれない!という顔で言い返してきた
ほぅ…意外にしぶといな
絶対負けるのに…
「かわいそうだからちょっとは手加減してやれよ。」
勇人が俺に耳打ちしてきた
「これは俺とアイツのガチの勝負なんだよ。良いからささっと合図かけろ」
「ほーい♪」

