次の日の学校…


私が沙優と仲良く喋ってたら、



「「キャー!健太くーん!」」


目をハートにしてる女の子達が騒ぎ出した


「…来たみたいだね」


「うん」



てかみんなあんなやつ相手に騒ぎすぎでしょ


どこが良いのか…

私には全然全く1つもわかんない…


「千夏、来たよ!」


騒ぎ声がでかくなったと思ったら最悪男がもぅ教室まで来ていた


よし…


「ねぇ、」


最悪男が私の前を通るときに声をかけた


「なんだ?」


何よ…この余裕な笑みは…

本当ムカつく…


「……から」


「は?」


「あんたなんかに、絶対負けないから!!」


私は最高の睨みをきかせて最悪男に宣言をした


「ふぅーん…」


「何よ?」


「面白い、やってやろーじゃん」


意味深な笑みで言ってきた

「じゃあ勝負な」


「勝負?」


「お前が俺に惚れたら俺の勝ち、惚れなかったらお前の勝ち」


なにそれ、そんなの私が勝つに決まってるじゃん


「良いわよ、その代わり、私が絶対勝つから」


「全力で俺に惚れさせるからな」


「望むところよ」


クラス中の人が騒ぐなか私たちはにらみあった