男なんて大っ嫌い!!





…はぁーあ
夏合宿最初から最悪だ~



なんて考え事をしてたら

「ってえぇ?!ちょっ、ちょっと!」


最低男は私の方に頭を傾けてきた。


えっ、ちょっと待って!

まじで近いよ!顔近すぎ!



もう少しでも動いたら顔と顔がくっついちゃうくらい私と最低男の距離は近くなってる


どーしよどーしよー!


嫌だ嫌だ!こんな態勢耐えられないーーー



もーむり!限界!!

「沙優~たーすーけーてー」


「…スー…スー」



沙優も寝てるんかい!!

隣に座ってる勇人なんか論外で、いびきかいて寝てるし。



あーもう!なんで誰も助けに来てくれないのよ~!



大きい声だして助けを呼びたいけどそんなことしたら運転手さんの邪魔になっちゃうし…


もー!寝るっ!寝るしかないよ、この状況!



ってことで、私は通路側に顔を向けてゆっくりとね始めた。



うるさいくらいなっている心臓の音をしずめながら