私の彼氏




「本当だ。佐原さんもお買い物かな」




一瞬嫌な考えが浮かんだ。



…もしかして

偀も一緒とか?




見たくなくて顔をそらした。




だけど茜の声で分かっちゃった




「え…まじ?」




茜の声色が暗く低くなる。



怒ったように言うと


私の手をとって店を出ようとする。




その手を必死に引き止めて



「待って。見たく…ない。」


「毬絵…」


「大丈夫だから、今日は茜んち泊まってもいい?」