消えた同級生【玩具の女編】

「真っ暗い世界でたった一人で生きて、死んだ方がマシだって何度も思った。
…そうしたらお前が現れた…」

緋色

「俺はお前が蒼湖だなんて知らずにまた好きになった。信じられるか?同じ人間を2回も好きになったんだぞ。だから…」

緋色は私の顔を恥ずかしそうに見つめる

「俺は、お前が思ってる以上にお前には敵わないよ。ホント、もう俺の方がお前に惚れてる…」

緋色が真っ赤な顔で俯くから、私まで赤くなってしまう…

嬉しい…告白だよ

「俺にとったら、離れることなんか問題じゃない。お前は生きてるんだから。会ったり話そうと思えば出来る所にいるんだったら、それでいい…まあ、少し寂しいけどな」



私は思い出していた。妄想の中で経験した、緋色のいない世界を…

「…そうだよね…、逆だったら、私も耐えられない…緋色が存在しない世界なんて」