消えた同級生【玩具の女編】

「はい…ああ、はい。はい…」

どうせ、太門さんだ…

「蒼湖…、た」

「出ない!帰らない!!」

「…だそうです…、はい…
え?はい、はい…わかりました。」

どうせ緋色に頼んで帰らせる気だ!嫌な感じ!

私が膨れてると緋色が隣に座った

「泊まっていいから、日曜の夜には帰ってこいって」

「…え?」

なんだ…帰ってこいじゃなかったんだ

「…蒼湖…、またチャリでデートすっか!」

「え!?」

「ほら、行こうぜ!」

緋色は私に上着を着せ、強引に外に引っ張り出し自転車の後ろに乗せて走り出す。

緋色はかなりご機嫌にジグザグ走行をしたり、下り坂を猛スピードで下ったりした。

そして大きな運動場の駐車場に着いて、自転車を停める