消えた同級生【玩具の女編】







「え?」

「俺と星子、結婚してもいいか?って聞いたんだけど…」

「違う!私が聞きたいのはその次!!」

私は金曜の夜にやっと退院できた。太門さんがレストランを準備してくれたのはいいんだけど、デザートにきて衝撃的な事を言われた

「だから、俺次の仕事、他県なんだよ…
ついて来て欲しいんだ…
俺はもうお前無しの生活なんて出来ない…」

「そんな…勝手だよ…だって私、緋色とやっと…」

「アイツとの事は反対しない
ただ、お前達はまた一緒になれるだろ?それまでは家族で過ごしたいんだ。俺達は家族なんだから」

「緋色と離れるなんて嫌だよ…」

「お願い、蒼湖…大学を卒業したら結婚してもいいから、それまでは家族で過ごしましょう…」

「…お母さんまで…」

「お前達は傍にいなきゃ続かない関係なのか?違うだろ?だったら…」

バンとテーブルを叩いて立ち上がる

「私はイヤ!」

そう言って店を飛び出した