消えた同級生【玩具の女編】

「…まあ、いずれ…その前に交際したいですけど…」

太門は大きなため息をついた

「大事にするって約束できるか?」

「当然です…もう、悲しません」

「お前は命の恩人だからな…」

太門はまた青空を見上げる

「しかし、お前は17で相手を決めていいワケ!?早いんじゃねーの?」

「…あなたは15で相手を決めたじゃないですか!」

「俺は決めたんじゃない!忘れられなかっただけだ!」

「はい?」

「今でこそあんな穏やかだが、昔の星子は恐ろしい女だった…

俺の愛がピークに達した時、アイツは俺の前から突然いなくなったんだぞ!?何も言わずに突然!」

「妊娠…したから?」

「そう…それならそうと言ってくれれば、反対だってしないし、中卒で働く事だって出来たんだ…」

「あなたの負担になりたくなかったんじゃないですか?」