クリスマスが近付いてくる程、緋色はソワソワしだした。
明らかに様子がおかしい…
だけど、今の私には聞く事すら出来ない…
何かを言いかけたり、普段見ないようなデートコースの載ってるタウン誌を見始めたり…
気になって、心配で、不安が襲う…
あまり眠れない日々が続いている…
そんなある日、緋色が夜中にコソコソと外に出て、誰かと話しているのを私は知ってしまった…
私は冷たい気持ちで、居間の廊下から玄関の外を見つめた。
緋色…どんなに心が叫んでも、もう届かないのかな
新しい彼女が…出来たのかな…
私はベットに潜り、壁に寄って縮こまった…
もうすぐ終りが来る…
交代の時が……
やがて緋色が戻り、私の背中にしがみついて眠りだしたけど、私は悲しくて眠れなかった…
緋色の寝息を聞きながら、ただ泣くことしか出来ない…
もうすぐ終わる
……もうすぐ



