消えた同級生【玩具の女編】

何だか安心する。私で笑ってくれるなら、ずっとそばにいたい…

そう思った瞬間、私は信じられない事をしてしまった!

私は無意識だった…

何も考えていなかった。

寒河江の肩に手をかけて、私は寒河江にキスをしたんだ…

ゆっくり触れて、離れる時に驚いた寒河江の目を見た瞬間、我に返った。

「あれ?あの…ホラ、挨拶、慰める時の、私アメリカ長かったし…留学してたし…ね?」

ね?って聞いてどうすんのよ!

「あ、ああ。」

「じゃ、今日は帰る!」

私は慌てて教室を飛び出した。

初めてなのに!ファーストキスなのに!!


何で私自分からキスしてんのよ!すごい慣れてるみたいに、何であんなに体がすんなり動いたのよ!!


私は百戦練磨のプロかい!!!


しかもいつアメリカ留学なんて!一歩も本州出た事ないのに〜!!


私は自分の馬鹿な行動を恥じた。


あんなに簡単に体が動くなんて!


そして気付いた…今やっと…









私、ずっと寒河江の事…