消えた同級生【玩具の女編】

そんなに好きな人を失ってしまうのは、私の想像なんかよりずっと辛いだろう…

私の言葉なんか少しの慰めにもならない…

せめて私が蒼湖の代わりになれればいいのに



私が代わりに…



「泣くな…どうしていいかわかんねーから…」

頭をぽんぽんしながら、真剣に困る寒河江にちょっと可笑しくなって、なんだか噴き出してしまった。



最初の冷たい寒河江からは想像できない



知れば知るほどこんなに優しくて温かい人なんて他にいないよ

「お前、何だよ…泣いたり笑ったり…忙しい奴だな」

寒河江が呆れながら椅子に座る。

「ごめん、寒河江ってスルメみたいだなって」

「はぁ!?」

「噛めば噛むほど味が出る感じが!」

寒河江は突然吹き出して笑い始めた。

「お前、オヤジくせーな!せめてガムとか言えよ!」

笑ってる…寒河江が…