セイコちゃんは私が寒河江を好きになればいいと思っているのだろうか…
私は忘れないうちに、ノートに夢の内容を書いて眠った。
蒼湖の言う唯一人…それは寒河江だったらいいと眠りに落ちそうになりながら考えた
いい加減、行き詰まりを感じて、私は焦りを感じていた。
夢の話は寒河江にしていない…
だって、自分が殺されるなんてやっぱり嫌だろうし…
それにしても天子って誰なんだろう!全くヒントもなくてどうすればいいんだよ!
私が躍起になってるのに、寒河江はのほほんとソファでノートを読んでいる…
何で?
「寒河江、犯人探す気、あるの?」
「あ?悪りぃ、あるんだけど、懐かしくて…」
「懐かしい?」
「先生、細かいことまで書いてるから、あの時こんな事したとか、あんな話したとかすげー思い出す」
あ、そうか…日記なんだもんね…
寒河江は当事者なんだ。
先生の日記の登場人物…
そんな風に考えなかった。
「事件が解決したら、このノート、俺、貰っていいかな…」



