消えた同級生【玩具の女編】

セイコちゃんは来月からこのマンションに引越をしてくる。

度々荷物を運んでは太門さん不在のベットにお泊りしたりしている。

なぜか泊まる日は決まって太門さん不在の日だ。

二人が揃う日はない…

私に気を遣ってくれてるのかな…

最近太門さんは別件のせいで不在がちだ。

一人になる私を心配してくれてるのかも…

「少しいい?」

「?…うん…」

私達は台所のカウンターに座った。

「寒河江君の事だけど…」

「寒河江?」

「恋愛感情を持って見てるの?」

「えぇ!?」

「彼の事、好き?」

「えー?そんなんじゃないよ!…多分」

「そう?」

「そんなの、わかんないよ…」

「そう」

「何で?蒼湖の件で反対だから?」

「ううん…ただ、そんな気がしたから…」

「私が寒河江を?」

「すごく信頼してるように見えたから」

「信頼はしてるよ…寒河江は正直だし。それに寒河江の事元気にしてあげたい。私、寒河江に笑ってほしいんだ」