消えた同級生【玩具の女編】

「そう、組織って何なの!?太門さんも組織に関わってるっていうの?…父親なのに!!
私が信じていいのは誰?寒河江?淑ちゃん?それともセイコちゃん?蒼湖、教えて!!」

近づこうとした時、突然の波にさらわれ、私は水面へと高く高く押し戻され、水から顔を出すように私はゆっくり目が覚めた……



また…夢…

…私が双子じゃない?太門さんを信じてはいけない…信じていいのは一人だけ…

そんな…やっと…信じられそうだったのに…

組織に関わってるって…

まだわからない…蒼湖の話こそ真実じゃないかもしれない…

何も解決してないんだもん

自分で何も確かめてないんだから



ああ、頭が痛い…



私はゆっくり起き上がって台所まで歩いた。

冷蔵庫を開けてペットボトルのお茶を出していたら、太門さんの部屋からセイコちゃんが出て来た。

「大丈夫?うなされてた?」

「うん…変な夢を見て…」