「ただいまー!」
「お邪魔します」
「いらっしゃい…」
「碧依ー!今日はセイコちゃんが飯作ってくれるって!」
「ごめんね、突然…お台所借りるね」
「あ、手伝います!」
「ホント!?ありがとう」
セイコちゃんの笑顔が、また私に痛く感じた。
私は買い物袋を持つのを手伝って、一緒に料理を始める。
「セイコちゃん…」
「ん?」
「セイコちゃんは、太門さんと結婚しないの?」
「えー!?結婚か…考えたことないな〜」
私は普段聞けない事が、スイスイ口から出てくる…
「どうしてですか?恋人なのに…」
「うん…
今更…っていうのが、一番かな…」
「15歳からの付き合いだからですか?」



