消えた同級生【玩具の女編】

「親子だと思ってた…でも…そうしたら、私のお母さんといつ結婚したの?15で結婚なんか出来ないじゃない!私は…」

「いや、違う!」

「え?」

「そうだ…俺はそれも不思議に思ってた。
上野、蒼湖の母親が15で蒼湖を産んだ事、知ってたか?」

「え!?し、知らない…」

「数学の時間、お前が父親の話をしただろ?俺はあの話が不思議でならなかった…
大学生か社会人が、中学生とどうやって知り合うのか…中学生を妊娠させて、その相手がどうやって身を隠すのか?
中学生の行き先なんてたかがしれてるだろ?何で探せなかったのか、ずっと腑に落ちなかったんだ。」

寒河江…

「俺は蒼湖から、自分の生い立ちを聞いていた。だから、母親が15で産んで苦労しながらやってきたのを知ってる。父親なんて話にも登場しない…
でもお前の父親の話を聞いて、納得もできない…つじつまが合わな過ぎて。でも今なら納得がいく。
お前達の親は、15だったんだ!だから、蒼湖の母親は身を隠し、子供だった父親は探す方法がわからなかった!」

私の親が15歳…?