消えた同級生【玩具の女編】

そんな時またムカつく奴を一人発見!

「兄貴じゃん!久しぶり〜」

兄貴は陣地に座っていた。参考書を片手に…

「俺に話しかけてくるな!」

決まり悪そうに不愉快な顔を向ける。

そうだな、俺は汚いんだったな…

うす汚れた女の腹から産まれた、社会の汚物だって言ってたよな、兄貴!

「え?寒河江君と三條君って兄弟なの!?」

周りの女子達が騒ぎ出す。

「え…いや、ちが…」

「そうですよ!異母兄弟なんですけどね!」

女子達がえーとかウソーとかまた騒ぎ出す。

「俺、愛人の子なんで…」

「えーホント?お父さん凄い人だもんね〜」

「母は会社の部下だったそうです」

「え!?じゃあ三條グループ!?超エリートじゃない?凄い〜だから頭いいんだ!お母さん美人?」

「母は俺が小さいときに死んだからあんまり覚えてないけど、大学時代はミスだったらしいです」

「すごーい!だから寒河江君もかっこいいんだね」

女子達が大盛上がりをする

兄貴は横で下唇を噛んでいた…

ザマアミロ…