消えた同級生【玩具の女編】



朝学校に行くとパトカーがたくさん来ている

「何かあったの?」

クラスの女子に話しかけた。

「社会の…上野先生が…屋上から自殺したんだって…」

「!!」

俺は急いで人だかりになってる現場まで走って、1番前に顔を出した…

そこにはテープで人の形が作られ、頭の部分には大量の血が広がっていた…

先生…嘘だろ?だ、だって昨日まで普通に…

…あれは遺言!?

まさか、だって蒼湖を守るんじゃなかったのかよ!

蒼湖を愛してたんじゃなかったのかよ!

「変な噂たってたからね…」

「先生、繊細そうだったし…」

何処からともなく話し声が聞こえてくる

「でもまさか…噂のせいで死んだの?」

「弱すぎ…」

「有り得ない…」

俺は聞いてられず急いでその場を立ち去る

俺は事実を言っただけだ!間違ってない!アイツが悪いんだ。逃げたんだ…噂から…蒼湖から…そうだ、そうに違いない!!

俺に偉そうなこと言って、自分は逃げたんだ!卑怯者だ…あいつは…







俺は強気なフリをして、自分の罪に蓋をした…