消えた同級生【玩具の女編】

「当たり前だろ!?あんたの手垢が付いた中古品なんてごめんだよ!」

「あなたの…人の愛し方はそんなものなんですね…」

「は?何言ってんだよ!あんたが蒼湖を奪ったくせに…偉そうに…!」

「あなたにはガッカリしました…私はあなたを買い被っていました…」

汗がポタポタと机に落ちていく…

異常な姿だった。

「俺だってあんたの事尊敬してたのに…」

「二度と蒼湖さんを泣かせるような真似、しないでください!」

先生は珍しく力強く俺に話す

初めてだ…あの温厚な先生が…

「蒼湖に二度と近づくな!」

先生の初めての怖さに、俺は驚いた…

先生も蒼湖の事を……

「勝手にしろ!」

……俺は負け犬だ

二人は愛し合っているんだ…


無性に腹立たしくて、虚しかった…



二人はいつの間にか愛し合っていた

それでも守ってほしかった…

三人の関係

三人の時間

あいつらは俺を裏切った

自分達の為に俺を切り捨てた


俺は瑠璃を帰して一人部屋にこもる。

このままだと瑠璃まで傷つけてしまいそうだったから…

俺は独りなんだ…結局…

誰も手に掴めない



しかし翌日、事件は起きた