消えた同級生【玩具の女編】


だけどある日人気のない場所で俺は蒼湖と二人になった。

「寒河江、お願い!私を信じて…寒河江にはわかってほしいの…見て…」

そういうと突然ブラウスのボタンに手をかけ、蒼湖が一つずつ外していく…

俺はその光景にゾッとした…

次は俺なんだ…

口封じするために、蒼湖が自分の身体を武器にしようとしている…

俺にその汚い身体で迫ろうとしている…

気付いたら走り出していた。



知りたくなかった!そんな蒼湖…

汚い女に成った蒼湖なんて見たくなかった…


もう何がなんだかわからない!

汚い!汚らわしい!!

服を脱いで俺がアイツに触れれば、俺も汚れる。

そんな事をしてまで許されたいのかよ!?




「緋色…」

部屋にこもりきった俺を、瑠璃は心配していた。

「緋色、私としてみる?」

「はあ?」

「経験すればわかるわよ…どんな意味があるのか。あんたは何も知らないからそんなに苦しむんだ。その子と同じポジションに立ってごらん…」

「俺と瑠璃が?」

「ちゃんと教えてあげるよ…そんなに苦しむ事じゃないって。」