mine -わたしのもの-

ブルルルルル…。


携帯が鳴り響く。

「麻友…?」

ガチャ。
「もしもし麻友?なに?」
「ちょっと!!莉子!!
陸、あと3ヶ月ってよ!!」

「は?何が?」

「余命3ヶ月」
「嘘」
…余命3ヶ月?
そんなドラマみたいなことある訳ない。

でも…?
「ねぇ、莉子!!大丈夫?」
「本気で言ってんの?」
「本当だよ」


ガチャっ。
「陸、陸、陸…。」
携帯の連絡先で急いで
松村陸 の文字を探す。

「あった!!」
プルルルルルプルルルルル…
「もしもし、新川?」


「陸!!
…ねぇ。余命3ヶ月って本当なの…??」

「あぁ。」

「だから、わたしを振ったの?!」


「……。」

「答えてよ!!陸!!」

「そうだよ。」

ツーツーツー。
切られた電話。



陸も1人で悩んでたの…?
わたしワガママだった。