平助side 最近月華はあまり元気がない。 それも当然かもな… 実の兄が生きていてももしかしたら恨んでいる長州の奴等と一緒にいるなんて考えたら… 俺なら気が狂いそうだ。 「平助、何やってんの。 巡察中だよ」 そう今は巡察中。 京の町は今日は静かだった。 まるで嵐の前の静けさ…的な? 「ねぇ、平助。」 「ん?」 「自分は存在していいと思う?」 質問の内容の意味が解からず首を傾げると月華は「はっ」として「なんでもない」と言った。 背中を俺に向ける月華の腕を俺はとっさに掴んだ。