沖田side
「う~ん、やっぱ、甘味を美味しいね、総司」
「そうだね」
隣で三色団子をかじる月華を横目にみたらし団子をかじる。
縁側かわ見える桜の木は風に吹かれて揺れていた。
「ねぇ、」
「ん?」
大丈夫?なんて聞いたら君は怒るだろうか?
大丈夫って何が?
私より総司の方が大丈夫なの?
ちゃんとご飯食べてる?
君ならそう僕に言い返してきそうだ…
「三色団子、美味しい?」
「…ん。」
珍しく薄い反応の月華に驚き視線を咥えられた三色団子に移す。
「美味しいんだけどね。」
「だよね、それ君が一番好きな甘味でしょ?」


