「へ、すけ…?」 フラリと力が入らない足を動かす。 何も履かずに平助の下まで走る。 今、掴まえないと何処かへ行ってしまう気がした。 その勘はあたっているようで。 新八さんが平助に向かって投げた言葉は信じられないものだった。 「おい、離隊ってどう言うことだよッッ!!!!!!」