月華side
報告してからまる一週間が経つが古高ははかなかった。
仕方がなく私達は次の段階への話をしていた。
「池田屋…四国屋…どっちが本命だ?」
その疑問に頭を悩まされる。
「はー…仕方ない…此処は二手に分かれるか…」
土方さんの提案に頷くことしかできなかった。
「なら、私が池田屋に10くらい引きつれ、歳と残りの者で四国屋に向かってくれ」
「っ?!正気か?!それじゃぁ、あんたの方だった時にどうする?!」
「心配にはおよばん…総司と永倉くんと平助、それに彼女を連れて行く。」
「いいかね?」と近藤さんは私の瞳をとらえる。
そんなの、あなたの傍にいられるなら。
「はいっ!」
当たり前じゃないですか…


