赤い糸の約束







私も嫌々ながらもお酌をしていく。


ヒゲのおっさん意外にもお酌をしていく。


皆綺麗や美しいやら、お世辞を言ってくれるけど私をイラつかせるだけだからやめて欲しい。



てか、目腐ってるね。




だんだん酔いが廻ってきたおっさんは目をトロンとさせ私の肩を抱く。


汚い手で触らないで頂きたい。


でもはらうとせっかく怪しまれずに此処まできたのにすべてが台無し…


絶えろ私!!



そして数分後、


なんとなくいないと思っていた古高がお水を持ってきた。



「では皆はん、そろそろお開きをいたしまひょか?」



その言葉に文句を投げつけるおっさん達。


でも珍しく怒っていると思われる古高は顔を歪ませた



「お帰りになられませ」



その珍しい姿におっさん達も驚きお水を一杯だけ飲んで帰って行った。


要約私も解放され休めると思ったのも束の間。


古高に腕を捕まれ引き寄せられた。


状況的に意味不明。


なんで古高の腕の中??