~千宙said~ あ~うっとうしい。 何で独りでいる時って周りの人の声がやたら大きく聞こえるんだろ? 屋上行こうかなぁ。 立ち上がって教室を出ようとしたとき ──カンッ 痛て。 足下をを見ると空き缶が転がっていた。 きっとゴミ箱めがけて投げたけど運悪く、私に当たったんだろう。 空き缶を拾って潰してしてゴミ箱に捨てた。 世界も潰れてしまえばいいのに…。 あ~お腹痛くなってきた。 ドアを閉めるために振り返った時に見えた教室は 、笑ってしまいそうになるほど静かだった。