温かい愛の中で



教室が静かになってからも小木はうだうだと文句を言っていた。

「ちょっと早いですが今日の授業を終わります。次からはちゃんとしてください。」

そう言って小木は教室を出て行った。

「千宙~大丈夫~?ほんっと小木のヤツうるさいよねぇ。花乃何も聞こえなかったんだけど本当に何か言ったの?」

花乃が心配そうにかけてきた。

「あぁ、雨止んでるって言ったの。」

「は?それだけ!?」

「うん。それだけ。」

花乃が怒りながら私の机をバンバンと叩く。

「何なのアイツ!ムカつく!!教師やめちゃえばいいのに!」

「なんかごめんね。」

なぜかとても申し訳なくなってきて私は花乃に謝る。

「何で千宙が謝るの?」

「いや…何か私のせいで小木が怒鳴り散らしてさ…。」

「気にすることないって~。真維~梓桜~ちょっと聞いてよ───」


───きっとこれからも私と花乃と真維と梓桜の関係は変わらないんだろうな…