優輝が
「いつも勝手に出てくるアイツは何??」
陽さん
「我らの主です。つまり、十三番目の神です。」
優輝が
「アイツと俺はどう違うだ??」
陰が
「ほとんど同じだ。違いは記憶と力の使い方ぐらいだ。」
優輝が
「どっちが本物なんだ??」
陰が珍しく低いトーンで
「……知らない。」
優輝
「なんだそりゃ??わけ分かんないよ。」
陰が小さく
「なぜ神の数を表す時計に人間が13の数字をいれなかったか分かるか??」
陽さんが
「闇神!!」
と注意する。何か目で言葉を交わす。
優輝が
「どういう意味だ??」
陽さんが
「なんでもないです。それと先代当主殿、花鳥風月継承者の霞との稽古を止めさせてもらいます。」
じいちゃんが
「別に構わないが。」
優輝が
「なんで??」
陽さんが
「時期がくれば分かります。まず、貴方は光と闇について悟るために瞑想していてください。」
じいちゃんが霞に向けて式神を飛ばした。



霞がその式神を受け取る。中を開いて
『突然すまないの~。霞との稽古は本日で終わりじゃ。誠に申し訳ない。』
霞が読み上げると霞桜が
「まぁ~、仕方ないな。テメ~はしっかり花鳥風月が使えるようにするだな。」