紫「…」 雷斗は屋上をでて近くの水飲み場へ行き、ガンッと壁を殴った。 春「お、おい」 その後、雷斗は何も話さず戻って来たと言う。 〜回想終了〜 紫「ってことがあった訳だよ」 美「そうか。あの人は優しくていい感じだったんだが…やっぱり期待はできそうに無いな」 紫「期待なんてしない方がいいよ。したらやばいことになりそうだしね」 美「まぁ、元から奴にやるつもりは無い。五十嵐組を継ぐのは正真正銘俺だ」 美来がどんなことをやっても俺には関係無い。 爺様もそのつもりの筈だ。