「こいつ、もう死にそうじゃねぇか」


「は?んなの、お前に関係ないじゃん」


俺は構わず殴ろうとした。


「うっ」


手が、動かねぇ…


「やめろって、いったよな?」


ぞくっ


人間とは思えないぐらいの殺気が出ていた。